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アンカー引張荷重試験

アンカー引張荷重試験 あと施工アンカーボルトは日本高度経済成長期から用いられるようになった技術で、コンクリートに対して設備機器や看板、落下防止装置等を固定するために用いられています。

施工手順はコンクリートを削孔し、アンカーボルトを挿入して固定します。
あと施工アンカーボルトは、施工不良によりアンカーボルト強度の不足やコンクリート強度の不足があると固定されていたものが転倒や落下する等の事故が発生する場合があるため、管理者は施工後のアンカーボルトの強度について検査を行う必要があります。
安全面を考慮すると様々な場面でのアンカーボルトの引張強度について確認することは重要視され、日本建築あと施工アンカー協会や日本建築学会等で強度についての指標が示されています。
これらの事故による二次災害を防止するため、アンカーボルトの性能確認は一般的に行われています。
施工後のアンカーボルトやコンクリートの不備を確認する方法として、引張荷重試験を行います。
この引張荷重試験は破壊試験と非破壊試験の2種類があり、施工時の状況に応じて試験方法を選択します。
破壊試験では試験を行うための試験用アンカーをアンカーの種別ごとに最低3本ずつ用意し、引張試験機によりアンカーあるいはコンクリートが破壊されるまで力を加え、変位の測定と固着強度、剛性を有することを確認し合否判定を行います。
非破壊試験では実際に施工した本数の0.5%以上あるいは3本のいずれか多いほうを選定して、選定されたアンカーボルトに対して想定されている耐荷重まで負荷をかけ、アンカーボルトが引き抜かれたりコンクリートが破壊される等の過大な変形が発生しないかを確認します。