既存建物・土木構造向け
以前の日本では、家屋のような高級建築物を含む「モノ」を建てては壊しを続けてゆくと言う大量生産、大量消費社会でしたが、時代の変化とともに新設構造物の建造が難しくなっています。
現在当社は維持修繕に重きを置くことで、今あるモノをより長く使い続けようというストック型社会の実現を目指しています。
当社の豊富な構造物に対するノウハウを用いて、各種構造物の維持修繕に関して必要となる資料をご提供いたします。
- コンクリート調査
コンクリートのコンディションを調べます。
コンクリートは材料・設計・施工的要因からのひび割れ発生、水の侵入による鉄筋腐食やコンクリートが剥落して鉄筋が剥き出しになり、とても危険な状態に陥るとこもあります。
私たちの持つ技術を駆使し構造物の調査を行い、補修・補強の際に必要になる資料をご提供致します。コンクリート調査 - 既存建築物調査
既存建築物は経年劣化や人為的、自然現象等、様々な要因によって老朽化が進行します。
また、旧態の安全基準により建設された建築物について、現行法の規定に沿った安全性能が確保されているかの調査、検討、対策を行う必要があります。
建物の耐震診断や劣化診断、マンション建物設備診断、配管劣化調査、雨漏り調査等、建物に関する様々な知識、手法、技術をもってその安全性を確認し、対策の検討を行う際の資料をご提供致します。既存建築物調査 - 土木構造物調査
橋、トンネル、防波堤等公共土木構造物の定期点検や調査を行います。
公共インフラの多くは定期的な点検が定められているほか、現代ではストック型社会の実現のため緻密な調査や維持修繕に対する需要が高まっています。
弊社ではニーズにあわせ、非破壊による調査のほか多彩な調査手法を用いて調査を行います。
また公共土木に適した知識や資格を取得した調査員を派遣し、環境に即した調査を徹底的に行います。土木構造物調査 - 免震点検
阪神淡路大震災以降、建物の地震対策として免震構造を持った建築物が多くなっています。
免震建物とは建物を積層ゴムなどの免震装置の上に載せた構造とすることで、地震の揺れが建物に伝わりにくいようにし、安全性を確保する技術です。
また大型の建築物の場合、従来の積層ゴムは耐荷重の問題から使用が困難であるため、積層ゴムに代わり振り子型免震装置等、その他の免震機構を導入する建物も存在します。
それら免震機構の性能は日々の点検やメンテナンスなどを通じ、定期的に修繕を行うことで保たれます。免震点検 - 騒音・振動調査
騒音や振動は生活する上で最も身近な環境問題であり、行政に寄せられる苦情の中で高い比率を占めています。
道路、線路、工場、工事現場など様々な場所で騒音や振動は発生しています。
それらの騒音や振動を生み出す場所では法的に規制がかけられており、騒音や振動が基準値以下であることが求められます。
また、昨今では集合住宅での近隣トラブルの発生源の一つに挙げられており、床下衝撃性能や壁の遮音性能など様々な場所に応じた騒音や振動の測定を行っております。騒音・振動調査 - 揮発性有機化合物室内濃度測定
新築やリフォームを行った後の建築物に長時間滞在していると、呼吸器疾患、頭痛、めまい、吐き気、倦怠感、味覚異常等の症状を発症する場合があります。
これらの症状はシックハウス症候群と呼ばれるものであり、建築物の内壁や床等に用いられる建材や塗料、接着剤等に含まれている揮発性有機化合物(VOC)が原因となっています。
シックハウス症候群の回避のため、新築やリフォームが終わった建築物内部のVOC測定を行い、VOC濃度の事前調査を行う必要があります。
ホルムアルデヒドやアルキルベンゼン等のVOC等を測定し、その結果をご報告いたします。揮発性有機化合物室内濃度測定 - 病院内放射線漏洩測定
X線室を利用する際、安全な環境であるかどうかを確認します。
病院内X線室漏洩線量測定は、医療従事者や患者様の放射能被爆を防止するため、X線室管理区域が安全基準を満たしているかどうかを調査します。
本調査にはX線作業主任者の資格を持った作業員が従事し、安全最優先で行っております。病院内放射線漏洩測定