新規建物・土木構造向け
昨今は技術力の向上により建物自体が多くの機能を有し快適な生活ができるようにるにつれ、複雑化した施工技術や品質管理の信頼性への要求がますます高まっています。
当社では非破壊技術と優秀な社員により、鉄筋や鉄骨、建物、土木構造物など幅広い範囲での品質の検査を行うことで安全に対するニーズに答え、安心して暮らせる社会のために貢献いたします。
- 鉄骨受入検査
鉄骨の製作過程において、適当な手順で作業が行われているか、適当な品質を保持しているかを確認します。
加工や溶接を行う際に欠陥の発生を防ぐ目的で行う中間検査や、溶接後に表層部に発生した傷や内部欠陥の有無を調査する受入検査があります。鉄骨受入検査 - 鉄筋継手部受入検査
鉄筋コンクリートは鉄筋とコンクリートを組み合わせることによって互いの長所や短所を補い、強度や耐久を高めたものです。
この鉄筋の継手部分に不備があると強度や耐久が著しく低下するため、第三者機関による受入検査によって基準を満たすものが作られているかを確認することが大切です。鉄筋継手部受入検査 - アンカーボルト長さ測定
橋梁、街灯、標識等の固定は、コンクリート基礎にアンカーボルトを埋め込んで固定しています。
このアンカーボルトの埋め込み長さが不足していると、地震や風等の影響によって転倒したり脱落する可能性があります。
これらの事故を防ぐため、超音波による埋め込み長さの測定を行います。アンカーボルト長さ測定 - アンカー引張荷重試験
コンクリート構造物に埋設したアンカーボルトに対し引張荷重を与え、想定される負荷に耐えることができるかを調べます。
このアンカー引張荷重試験には、より確実な耐久度を調査できる破壊試験と、基準値が確保できているかを調査する非破壊試験があります。アンカー引張荷重試験 - 鋼製防護柵根入れ長測定
ガードレールを代表とする鋼製防護柵は、地中に埋設する長さによって対衝撃性能が変化します。
この性能が設計段階で試算した条件を満たしているかを確認するため、超音波計測によって防護柵の埋設された部分の長さを測定します。鋼製防護柵根入れ長測定 - その他非破壊検査
鉄骨表面の傷を調べる各種探傷試験や物体の厚さ計測、コンクリート構造物の強度試験等、各種試験を行います。
これらは構造物の安全性を確保するため、目的や状況に応じて必要な試験を行っています。その他非破壊検査