
学校で開かれた企業説明会で初めてジャスト西日本のことを知りました。非破壊検査についてもそこで初めて知り、とても興味を持ちました。非破壊検査とは構造物を壊すことなく調べる技術のことです。
その説明を受けたとき、構造物の安全と安心を今後も維持していくためにはこれからどんどん必要になってくる仕事だと思いました。面接で会社の説明や業務内容を改めて聞き、ここで働きたいという意志が固まりました。
業務内容は様々ですが、例えば橋梁は目視と打音調査等で損傷箇所を確認していきます。また、建設現場では工事の際壁や床に埋設された電気配管等を誤って切ってしまわないように、事前にエックス線探査を行います。
ビルや病院などの施設では、埋設物を切断することによって大事故に繋がる可能性が高いため、重要な仕事だと思います。
入社する前は、仕事柄職人気質の方が多いのかなぁと思っていましたが、全然そんなことはなく、「わからないことは何でも聞いてね!」と声をかけてくれるようなアットホームな会社です。
僕も一年目の時は、現場に一緒について行き、先輩に色々と教えてもらいました。非破壊検査は、ほとんどの社員が専門知識なくイチから学んでいますので、教え方も上手な方が多い気がします。また、出張が多い業務ですので、プライベートではなかなか行かないような場所に行けるのはすごく楽しいです。長期出張の場合は休みの日に観光をして過ごしたりもします。
2016年の熊本地震の直後に、調査の依頼があり上司と一緒に現地に出向きました。テレビのニュースで映っていた多くの倒壊した家や、崩れた熊本城を目の当たりにして衝撃を受けました。あの光景は一生忘れないと思います。
調査したのは熊本のスタジアムで、地震による影響が出ていないかを調べていきました。その時、少しの欠陥が大きな災害につながることもあると肌で感じたんです。仕事に対して意識が大きく変わった瞬間でした。
入社してすぐは、先輩の手伝いをしながら仕事をゆっくり学んでいきます。一人前になるまできちんと指導するので安心してください。仕事柄資格が必要なので、会社が資格取得のバックアップをしてくれます。試験の費用はもちろん、社内での勉強会、他県の講習も会社のサポートを受けられます。
資格の取得にはどうしても地道な努力が必要ですが、社内においてのキャリアアップだけでなく、これからの人生においても糧になります。ぜひ楽しみながら頑張ってもらいたいです。
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